【ハンカチドレス その1(アンダーのワンピース)】
材料:ハンカチ(55p×55セp)
接着芯(ハンカチに色を合わせた薄手のもの。透けるのが気にならなければ使わなくてもよい。)
ゴム
道具:ピケほつれ止め(手芸用品店で売られている。)
裁ちハサミ
糸きりハサミ
ゴム通し(小さい安全ピンが使いやすい。)
縫い針
縫い糸(ハンカチの色に合わせて選ぶ。)
ミシン(手縫いでも大丈夫です。)
アイロン
アイロン台
アイロン用しわとりスムーザー(花王から発売されている。別に使わなくてもよい。)
<ハンカチ選びについて> 材料に使うハンカチですが大きいのを使用しています。 55cm×55p(端のレース込み)のもの。 小さい場合は2枚、または複数枚使うのも1つですね。 レース飾りをはぶくため、端にレースがついたタイプを選んでいます。 自分で気に入ったハンカチを選んでください。 気に入った柄ので作る方が楽しいですから♪ |
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1.シワをとるため、アイロンをかけます。 私の場合、このときにスムーザーを使います。 きれいにシワがとれるし、少しのり付けされたようになって布が扱いやすくなるためです。 |
2.チャコペンで裁ち線(ハサミで切る線)の印をつけ、裁断します。 今回の場合、ハンカチの白地と柄地の境目の線をウエストの柄に利用したので左の画像のような感じで断しています。 ハンカチの柄やスカート丈(スカートの長さ)の好みで寸法は自由にどうぞ。 |
3.切ったところにピケほつれ止めを使います。 ロックミシン、ふちかがりミシンでもO.K. です。 ピケほつれ止めを使うときは布の下に染みてもいいように敷物をします。 私の場合は牛乳パックを使っています。 乾燥がすすんでくっついてしまってもきれいにはがせます。 ピケほつれ止めは手芸洋品店で販売されています。 ない場合は頼むとたいてい取り寄せてくれます。 入手できない時はプラモに使うセメンダインを薄めるといいらしい・・・。 (私はやったことないですが・・・。) |
4.ピケほつれ止めが乾いたら、きれいにアイロンがけします。 アイロンはまめにすると仕上がりがすごくきれいになります。 |
5.布の裏を上にし、接着芯をのせます。 布の裏と接着芯のノリの部分が重なるようにします。 レースの部分には接着芯を貼りませんので、かぶさらないようにします。 接着芯の色の選び方ですが、基本的に表の布に響かないものを選びます。 ダーク系布には黒の接着芯、白やパステル系なら白の接着芯ですね。 |
6.接着芯と布の間に入っている空気を抜き、接着芯のシワも伸ばします。 手のひらだと布をはらってしまうことがあるので、手の甲でするとしやすいです。 |
7.まち針でレース側だけ固定します。 この時に、後はアイロンで上から押さえるだけでいいように、きれいに整えておきます。 |
8.アイロンをかけ、接着芯をスカートになる部分だけに貼ります。 アイロンは上から乗せて押さえるようにかけます。 布の上をすべらせてはいけません。 接着芯がきれいにつかなくなってしまいます。 |
9.アイロンで貼り付けたら余分な接着芯を切り取ります。 実は接着芯はなくても問題ありません。 だた、材料がハンカチなので布が薄く、ちょっと透けます。 また、スカートのふくらみが少し悪いです。 |
10.左が接着芯を張ったもの、右がまだ貼っていないものです。 両方とも布の裏が上にむいている状態です。 |
11.全体的にきれいになるようにアイロンをかけます。 もう1枚の方にも同様に接着芯を貼ります。 |
12.中表(表と表が中で重なる)にし、まち針をとめます。 <まち針の基本> 1.左右の両端からとめる。 2.両端にとめたまち針のちょうど中心になるところで3本目をとめる。 3.中心にとめたまち針と最初にとめた端のまち針の間にとめる。 ※針の先は布の残り少ない方へ出るようにさす。 ※縫い線に対して垂直にまち針はうつ。 |
13.ミシンをかけます。 最初と最後に返し縫を忘れずに! ミシンの縫い線をチャコペンでひいてもいいですが、ミシンの押さえを利用すると一定幅で縫えます。 自分から見て、ミシンの押さえの右端と布の端(画像のペンで指しているところ)が重なるようにします。 |
14.縫い代をアイロンで割ります。(縫い代をひらく。) しっかりと二度と起き上がってこないようにアイロンしましょう。 |
15.縫い代を始末します。 ゴムを通しやすくするために縫い代を押さえておきます。 でも、やってなくてもゴムは通るのでこだわらない限り必要ないです。 縫い代を押さえるときはミシンですると早いです。 しかし、ミシン目が表にでるので、気にする人はまつり縫いがいいでしょう。 左の画像は左利きの人がまつり縫いした場合。 (縫い目の斜め方向が逆になります。) 右でもできますが、基本は左利きなのでついつい・・・。 |
16.反対側の端も同じように縫い合わせ、縫い代を処理します。 この縫い合わせた部分が左右の両端になります。 縫い合わせたら輪になりますので、きれいにアイロンします。 くどいようですが、アイロンはまめにするときれいに仕上がります。 輪になるとアイロンがあてにくくなるので、上の画像のようなアイロン台を使うと便利です。 ない場合は、普通のアイロン台でも大丈夫です。 でも、お人形の服作り用にチビアイロンを購入するのも1つかもしれません。 |
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17.ウエスト部分で折り、針をうちます。 今回の場合、黒い花柄の場所がスカートになります。 で、3本の線をうまくウエストの柄に利用しようとしてみたりとか。 折るときはスカートにしたい寸法の上、1.2cmのところで折ります。 縫い合わせた縫い線が折り返した部分ときれいに重なるようにします。 するとゆがみがなく、まっすぐに折ることができ、きれいにしあがります。 上が表から針をさしている画像。 下が裏からそのさした針をみた画像。 |
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18.まち針をさし終えた画像です。 画像ではわかりにくいですが、ようはきれいに斜めになることなく折るコツです。 上が表からみた画像。 下が裏からみた画像。 |
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19.縫い合わせた両端を同じようにまち針します。 先ほども書きましたが、黒い花柄までが今回スカートになる部分。 横の画像で見えてる黒の花柄より上はゴムを通すための部分になります。 そのため、幅を1.2p程度とっておかないと後でゴムが通りづらくて困ることになります。 |
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20.さらにまち針をうちます。 12.の作業の所でも説明したようにまち針をうちます。 両端にまち針をしたら、次はそれらの真ん中にあたるところへまち針をします。 ここのウエスト部分では合計8本もうてば十分でしょう。 |
21.縫います。 ミシン縫いは最初と最後は返し縫が基本です。 ですが、今回はぐるりと一周します。 そのため、スタートの位置にきれいにかさなるように戻り、2〜3pほど通り過ぎるように、重ねて縫えるなら返し縫いはいりません。 縫えたらきれいにアイロンをかけます。 しつこいようですがアイロンはまめに・・・。 |
22.アイロンをきれにかけたらひろげ、さらにアイロンをかけます。 真ん中の画像なアイロンをかけた後、表から見たもの。 ウエスト部分で1.2pほどつままれているはずです。 一番したが裏から見た画像です。 |
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23.まち針をうちます。 19.20.のときと同じようにします。(広げてるか、たたんでるか程度の違い。) 上の画像は横の縫い合わせのところのまち針です。 まずは両端の縫い合わせからまち針をうちましょう。 丁寧にすると縫い線が一直線に重ねれるはずです。 (少々ずれてても問題ありません。) 下の画像はまち針を8本とめた状態です。 |
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24.縫います。 今度はゴムを入れるところを残しておかなければなりません。 下の画像のようにサイドのあたりで1cmほど縫い残します。 今回は一周するわけではありませんので、縫い始めと縫い終わりの返し縫を忘れずに! 縫えたらアイロンします。(ホント、しつこいぐらいに・・・。) |
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25.上の部分を1.2pほどのところで折り、アイロンをします。 アイロンでしっかりと折り線をつけたら、まち針でとめます。 まち針は8本、19.20.23.などと同じようにとめます。 |
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26.縫います。 ここもゴムを入れるところを残しておかなければなりません。 24.と同じように縫い、アイロンして下さい。 |
27.胸の部分にゴムを入れます。 服をかったときに表示などのタグをとめるのに使われているような小さな安全ピンを使うと通しやすいです。 ゴムを入れたら、お人形さんに着て貰い、ジャストなサイズでゴムを切り、縫い合わせます。 (ゴムを結んでもいいですけど、ゴロゴロが気になるかもしれません。) ゴムの入れ口は縫い閉じてもそのままでもO.K.です。 縫った方がきれいに仕上がります。 ただ、縫わなかったら万が一、ゴムが切れたとき入れ替えやすいです。 |
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28.ウエストの部分に27.と同じ要領でウエストにもゴムを入れます。 アンダーのワンピース完成です! |
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